みなさん、こんにちは。ひじきぼーいです!
弊社は「9割を超えるゲーマーが在籍する会社」という事を当メディアを通じて発信してきました!コンシューマー勢、スマホゲーマー、特にプレイはしないけど観戦が好きな観戦勢。多種多様なゲーマーが在籍しておりますが、弊社の中で最も多いのはPCゲーマー勢です。
一番人口の多いPCゲーマー勢の輪に入りたい!という欲から「実際にパソコンを購入する」という社員が多く見られます。
ただ、簡単に「最近PCゲーマーに移行した!」と言っても、そもそも必要となってくるのはPC本体。
最初はどんな性能が良いのか、このゲームをするにはこのスペックで足りるのか。PCに触れたことのない人からしたら未知の領域で、何のことか分からないのは当然。
そこで!今日はタイトルにもあるように「そもそもどんなPCを買ったらいいのか分からない」というガチPC初心者人向けに元PC店員ショップの同メディア事業部、ぶっきーに解説してもらいました!
~ぶっきーの独断と偏見によるゲーミングPC本体のオススメ~
しかしPCは家庭用ゲーム機と違って「コレ!」という機種があるわけではないのが困りものです。
・でもゲームをするという目的が明確なのに無駄に高いPCも買いたくない
目次
まずは結論!
買うべきは…PCショップブランドBTO!
BTOというのは自分自身でPCの中身をカスタムできるサービスの事。予算に合わせて購入出来たり、使用用途や目的に応じてパーツを選べたりしてオリジナルなPCを作り出すことが可能です!
CPU:Intel Core i7-9700 または AMD Ryzen 5 3600
グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 2060
メモリ:16GB
SSDとHDD:CドライブにSSD 500GB。DドライブにHDD 2TB
お値段:14万~15万くらい
家庭用ゲームと違ってPCゲームの困ったところが「ゲームによって快適な動作に必要とされるスペックが違う」ということです。
遊びたいゲームによってはもっとお買い得なPCでも良い場合もあります。
「俺は一生steamで海外のインディーズゲームを発掘し遊び続けるぜ」という方は低スペックPCでもOKでしょう。
しかしPCゲームあるあるなのが・・・
「今度でる話題の新作、一緒に遊ぼうぜ!」とゲーム仲間に誘われること。
こういうゲームはグラフィックがリッチで必要スペックが高めなことが多いです。
なので「現在とちょっと未来を見据えても余裕があるスペック」というPCをオススメします。
続いてPC選びのポイントを個別に見ていきましょう。
メーカーPC、ショップブランドBTO、自作PC どれがいい?
PCを用意する手段は主にこの3つです。
とても分かりやすいですね。一番の有名どころは「Dell ALIENWARE」でしょうか。
スペック、デザイン、保証など大変すばらしいですがお値段がお高め。
どうしてもデザインが気に入った、贔屓のメーカーだ、といった強い理由があり、かつお財布に余裕がある方ならばアリな選択肢です。
ショップブランドBTOとは
PCメーカーではなくPCパーツ販売店が展開しているBuild To Orderのパソコン。ベースになるモデルを選び、ある程度の好みのカスタマイズで買うことができます。
有名どころは
マウスコンピューター:G-Tune
ドスパラ:GALLERIA
ツクモ:G-GEAR
パソコン工房:LEVEL∞
あたりになります。
同スペックのメーカーPCよりもお買い得であることがほとんどです。
ショップによって細部は違いますが、保証やオプションも充実しています。
各店、独自のブランド名をつけてばんばん売り出している=競争がある=洗練されてお買い得になる というわけです。
この流れに乗らない手はありませんね!
自作PCのかつてメリット…
大昔は「自分でPCを自作したほうがとてもお買い得な時代がありました」
ちょっと昔は「最新のPCパーツが組み込まれたPCを手にするには自作するしかなかった」
この2つ、現在は前述のPCショップブランドBTOの進歩によって無くなってしまいました。
自作の手間をかけてもBTOと価格はさほどかわらず、かつ自作PCは保証がありません。
最新のPCパーツも時間をおかずBTOに組み込まれるようになりました。
「PC自作すること自体が楽しい」「見た目にこだわったPCが欲しい」「OCって競技があるんでしょ」
こういう目的がある方は自作です。が、ゲームをすることが目的ならば現在は自作は必要ありません。
Q.BTOだと、使っているPCパーツがどこのメーカーか分からないじゃない?
A.忘れましょう。PCゲームがしたい人にとってPCパーツがどこのメーカー製かは誤差です。
ここが気になる人はPC自作派の別の趣味のルートとなります。
CPUはintelとAMDどっちがいい?
PCの頭脳的なCPU。intelとAMD、2つのメーカーがあります。
詳しい説明は省きますが、2大メーカーというより、9:1メーカーというくらい一時期AMDが息をしていませんでした。
ですが数年前にAMDが突如復活。今はどちらも人気があり問題なくイケてるという評価です。
そしてAMDのほうがコスパが良い、という評判です。
どちらのメーカーもスペックや用途別にかなりの種類のCPUを出しています。ゲーミングPC用ということで絞ると
AMD:Ryzen 5 と Ryzen 7
※さらにそれぞれのお尻にスペック別の番号が付きますが説明は省きます。
「5と7」で「intelなら7基本。5は安め」「AMDなら5基本。7は高め」と覚えておけばだいたいOKです。
復活したAMDのRyzenがコスパ良さげなのですが、若干気になる点があります。
あまりにもAMDが息をしていなかった時期が長いため「ゲームやPCパーツの必要スペック表記はintelだけでAMDの場合がないことが多い」んですね。
長らくPC業界全体でAMDは亡きものとして扱われていました。
ちょっと不安になるかもですが、別段AMDでも問題ないことがほとんどのようです。今はwebで情報も簡単に見つかるので、昔ほどAMDだからと言って困ったことにはなりませんのであまり心配しなくて大丈夫です。
Q.Core i9とかXeonとかThreadripperとかもっと高くてすごいCPUもあるんでしょ?
A.忘れましょう。詳しい説明は省きますがそれらはゲーム用ではありません。
稀にゲームとツイッターしかしないのにそれらを積んだ自作PCを自慢する人がいますが、そっとしておきましょう。
グラフィックボードはRTXでOK?
PCで必要な計算は前述のCPUがする…。のですがゲームに重要なグラフィックの計算は別のパーツがします。
それがグラフィックボードです。なんでまた別なのというのは詳しい説明は省きますが、とにかくゲームをするならグラフィックボードも重要です。
グラフィックボードは色々なPCパーツメーカーが販売しています。が、乱暴に言うと実はどれも同じで誤差です。
グラフィックボードにはGPU(Graphics Processing Unit)が入っているのですが、これを作っているのは「NVIDIA」という1社のみ。
NVIDIAが供給するGPUを使って、色々なメーカーがグラフィクボードを作って販売しています。心臓部分は実は同じなんですね。
そのNVIDIAのGPUが「GeForce GTX」と「GeForce RTX」です。GTX1080とかGTX970とか「GTXのお尻に3桁か4桁の数字が付いているやつ」をなんとなく見たことがあるかもしれません。これがGPUの名前です。
数字の前が世代、後ろ2桁が同世代内のランクを示しています。GTX1080は「GTX10世代のすごいいいやつ」GTX970は「GTX9世代のけっこういいやつ」
つまり数字が大きいほうが新しくていいやつなわけですが、世代とランクがあるので「じゃあGTX1070とGTX980はどっちがいいのよ」とか面倒くさいことを検証したり雑談したりするのが好きな人が自作PCユーザーです。
しかし数年前にGPUに新たな動きがありました。GTXの世代が新しくなるのではなく、別物の「RTX」というシリーズが登場しました。
面倒くさいことにGTXは無くなるわけでなくまだあります。しかも10から16に名前が飛びました。
なので細かい説明は省きますが、RTXのほうが新しいので色々な新機能があり今後の発展が期待されるのでRTXをオススメします。
やっぱり細かい説明は省きますが「RTX 2060 / 6GB」と書いてあれば決め打ちでよいと思います。
従来のGTXとどっちがいいかどうしても気になる人は私ではなく現役PCショップの店員さんと相談しましょう。
Q.RADEONってゆうAMDのグラフィックボードがあるって聞いたことがあるんだけど?
A.忘れましょう。それは死にました。どうしてもこだわる人は世界線の移動方法をお探しください。
Q.RADEONが死んだのは分かった。でもNVIDIAはQuadroってもっと高くてすごいの出してるでしょ?
A.忘れましょう。詳しい説明は省きますがそれはゲーム用ではありません。
稀にゲームとTwitterしかしないのにそれを積んだ自作PCを自慢する人がいますが、そっとしておきましょう。
メモリはどれだけ載せる?
CPUとグラフィックボードがあってもパソコンは足りません。計算するための領域にメモリが必要です。
「計算する場所」という点に注意です。足せば足すほどPCの速度が上がるわけではないので、PCの用途に合わせて程よく積んで無駄な出費を抑えたいところです。
ゲーム用途には「16GB」の決め打ちでよいと思います。
8GBはグラフィックがリッチなゲームだと不安です。32GBはゲーム以外の用途にもPCを使わないならば無駄になりがちです。
ゲームを遊ぶだけでなく、録画してビデオ編集するかもしれない。いまVRが一部で盛り上がっているから3Dモデリングするかもしれない。
こんな人はショップがお買い得でメモリが増やせるセールなどをやっていたならば32GBに増やしておくのもアリです。
Q.メモリ積んで録画してキルクリップ作るわ! AviUtlってやつでビデオ編集すればいいんでしょ?
A.忘れましょう。AviUtlはなんでまだ現役なんだよ!22年前に登場したフリーソフトだよ?!すげえよ!!
個人的には無料でビデオ編集ソフトを使いたい人には、映像業界で使われているのに無料版のある「DaVinci Resolve」をオススメします。
SSDとHDDはどれだけあればいい?
データの入れ物がSSDとHDD。PCには少なくともWindowsOSが入るCドライブがなければなりません。
SSD=速くて高い。
HDD=こっちのほうが安い。
という認識でおおざっぱにはOKです。
SSDの方が速いといっても、別にHDDだともうやってられないということはありません。
が、すでにPC業界では「CドライブはSSDだよネ」という風潮なので長いものには巻かれておきましょう。
具体的にはCドライブSSDに500GB以上をオススメします。250GBだとWindowsOSを入れたあと余裕が無さすぎて不安を覚えること間違いなしです。
そして追加の内蔵HDDをひとつ増やしておきましょう。現状、一番コスパが良いのが2TBと思われます。
こちらまでSSDにする意味は薄いのでHDDでOKです。
Q.SSDじゃないとR6Sで煽られるんでしょ?
A.忘れましょう。実際にはHDDとSSDの速さの違いなんて気になりません。高いものを売りたいPC業界の陰b(ry
R6SやCoDなど大容量を要求するPCゲームも多いので、HDDとSSDを上手く併用するのが現実的です。
その他のポイント
CPU、グラフィックボード、メモリ、SSDとHDD。ここをチェックすればPCは概ね大丈夫です。
そのほか気になるかもしれない点について独断と偏見Q&Aです。
Q.Microsoft OfficeってWindowsに絶対入ってるんでしょ?
A.別売りです。ゲーミングPCにはオプションで追加しないと標準では入っていないことが多いので必要な方はご注意を。
逆にゲームしかしないつもりなのにBTOの選択で標準で入っていて無駄な買い物をしないようにもご注意を。
Q.スペックが同じなら大きいPCと小さいPC、どっちがいいの?
A.説明を省きましたが、PCの性能には「追加パーツを付ける拡張性」という点もあります。
ですがこの解説ではPCゲームをすることを目的としているので、グラフィックボードがすでに載っていれば追加パーツをつけることはまずありません。
そしてデスクトップPCというものはどうせ家に置いたらまず動かすものではありません。ので、スペックが同じならば大きくても小さくてもお好みで大丈夫です。
Q.電源については? 容量とかBRONZとかGOLD認証とか?
A.大抵のBTOが定格650Wくらいなのでゲームするだけならば気にしないでOKです。
認証も電気代がお得とかなのですが正直誤差なので忘れましょう。
Q.ゲーミングノートPCって選択肢もあるじゃない?
A.やめましょう。PCゲーマーは最終的に「いつものデスクでお気に入りのモニタとキーボードとマウスとマウスパッドとヘッドセットとゲーミングチェアでなきゃゲームしたくない」という生き物になります。
ゲーミングノートPCは持ち運べてもキーボードとマウスとマウスパッドとヘッドセットとゲーミングチェアは持ち運べません。
それでも色々な場所でゲームがしたい、あるいは家族がいて自分だけのゲーミングPCデスクが用意できない、という人はNintendo Switchを買いましょう。
総括
というわけで今一度オススメ結論です。買うべきはPCショップブランドBTO!!
CPU:Intel Core i7-9700 または AMD Ryzen 5 3600
グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 2060
メモリ:16GB
SSDとHDD:CドライブにSSD 500GB。DドライブにHDD 2TB
お値段:14万~15万くらい
ご参考程度になれば幸いです。
ここからもう少し予算を抑えたいとかの相談は、本職のPCショップの店員さんにご相談案件となります。
またマウス、キーボード、ヘッドセット、モニタなどのゲーミングデバイスも必要です。
こちらは個人のフィーリングが重要ですのでオススメは十人十色になってしまいます。
えけすぽ!の「弊社ゲーマー社員はどんなデバイスを使っているの?」の記事が参考になるかもしれないのでご覧ください。
それでは快適なPCゲームライフを!
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